母と娘の節約旅ブログ

海外・国内問わず旅行記をメインに書き綴っていきます。 食事は海外の場合基本自炊です。グルメリポートはほとんどありません。 フリードプラスを購入してからどっぷりと車中泊にもはまり、ついにはステップワゴンに乗り換えてしまいました。今後は車中泊の旅がメインになりそうです。

【RTW 2018年夏ヨーロッパ旅 その5 ポレッチinクロアチア観光編】

2018年8月1日()  今日は往復バスでポレッチへ行く

夏にイタリアに来ると必ずと言っていいほど時差ぼけがひどい。早く眠くなり、早朝ねむれない。

暑さで体がまいっているから、夜に耐えられなくなって寝てしまうからか。

朝食  リビングダイニングにて。

 

バスは8:40に出発なので、8時くらいにはバスセンターへ。

まだ時間があるので、明後日に移動するポストイナ行きのバスを聞くと、12:45までないという。ネットで調べたときは8:45というのがあると思ったのだが、聞いてみるとポストイナには止まらないという。仕方なく12:45発のチケットを買う。これで予定が狂ってしまう。ポストイナにはもっと早く着く予定でいたのに。

チケット売り場からこのドアの向こうにバス乗り場がある。


バスは止まっているものの中には入れない。


やっと入っても出発せず。5分遅れてやっと出発した。

乗り心地はいい長距離バス。

途中、おばちゃんが降りてどこかに行き、乗客7名はバス内で待っている、という事態が発生した。10分後、おばちゃんがビニール袋に入れたカバンを持って戻ってきた。なんだったんだろう?

バスは幹線道路を進み、スロベニア入国(多分)。よくわからなかったが、docomoからメールが来て分かった。しばらく行くとスロベニアクロアチアの国境。クロアチアシェンゲン協定加盟国ではないので、国境に検問所が設けられている。

バスに乗ったまま、我々日本人のパスポートだけ係の人が取りに来て、スタンプ押して再び持ってきた。他の人はそのまま。なぜ?アジア人だからか?

途中で見た丘の上の町。どこだろう?


海が見えてきた。テンション上がる(笑)

やがてポレッチバスターミナルに10:30頃到着。

帰りのチケットを買おう。3:30のバスと言ったら、「会社が違う、あっち」と言われる。あっちへ行くと、現金のみとのことで、ATMでクーナを引き出して購入。すると母が「お金ちょうだい」という。トイレに行っていたのだ。入るときは係の人がいなかったのに、出るときにいたから請求されたらしい。5クーナ、100円かぁ。お金出すほどの設備ではなかった。

さて、旧市街へ歩こう。まずは海をめざして歩き、お店が並んでいる道の方へ右折する。
坂を上がっていくとピンクの壁の教会が見えた。ファサードはクリーム色。


ここからメインストリートを歩き、エウフラシウス聖堂世界遺産】へ。

このむき出しの石でできた建物も歴史的建造物らしい。今はレストラン。


狭い路地を通っていったところに聖堂がある。 この右手がすでに聖堂。
 

入り口の門


エウフラシウス聖堂は、初期ビザンティン美術の秀例の一つだそう。(Wikipedia
7世紀に起こった聖像破壊運動で、ほとんどの初期ビザンティン芸術が破壊される中、ここポレッチのエウフラシウス聖堂のモザイク画は生き残り、貴重なものとなっている。

チケットを購入。
番号順にみていく。

鐘楼 手前は洗礼堂 中に入ろう。


洗礼盤があったところ 奥に鐘楼入口がある。


狭くて急な階段。暗くてぼけた。暑い!

塔の上 いい眺め 風が気持ちいい しばらく涼む。


涼しい鐘楼を降りるのは後ろ髪を引かれたが、時間も限られているので次にいかないと。
またあの暗くて狭い階段を行くのか。暑いし大変。

次は司教の居住空間を見学。 なんかこのキリスト、修復したそうなんだけど、顔がはっきりしすぎ。修復失敗みたいな。


どこから撮ったのか忘れてしまったが、建物の壁に残るモザイク。


古い時代(4世紀半ば)のモザイクが残っている。邸宅らしい?雨ざらしなんだな。

地下の貯蔵庫にはモザイクが無造作に展示されている。



 
特別な展示がしてあったお魚のモザイク。4世紀半ばのもの
 


ルート上、一旦外に出る。ものすごく好い天気。雲一つない。


向こうは新市街のはず。


次は…古い時代の遺構。

フレスコ画


ここはなんだろう


モザイクが残っている
 

次はついに、有名な聖堂だ。


モザイク作るのにどのくらい年月がかかったのだろう。
昔の人のパワーはすごい。

柱には緻密な漆喰細工

 

聖堂全体 意外と狭い


古い時代の教会の上に新たに教会を建てたようだ。昔のモザイクの床が見える。


昔はなんだったんだろう? 聖水盤かな


見学コースはこれでおしまい。 見ごたえがあった。
ゆっくり見学して2時間くらいかな。

さあランチにしよう。 公園を探す。海沿いを歩いても日陰がない。ビーチはないのに泳いでいる人もいる。

ようやく探し出し、ベンチでランチ。 こういう景色が見られる公園。



毎日同じランチ(笑)


ランチ後はぶらぶらする。 といっても、暑くてあまり集中できない。

これも見どころのひとつ。なんだっけ、ロマネスクハウスかな。 この裏手でランチした。


メインストリートをはずれると路地がある。
旧市街は路地裏がいい。

その後はウィンドウショッピング。メインストリートはすぐ終わってしまう。
買いたいものも別にないし。

本日のジェラートを食べ、少し休憩。おいしかった♪


その後ゆっくりバスターミナルに戻る。

バスターミナルにはすぐ着いてしまった。
出発までまだ1時間もある。バスターミナルと言っても待合室はなく、レストランとかパン屋さんがあるくらい。なので待つときは外のベンチだ。暑い。
クーナが大量に余ってしまったので、ユーロに両替した。あんまりいいレートではないが仕方ない。

「バスは遅れる」と、朝チケットを売っていたお兄さんが教えに来てくれた。他の人にも知らせに回っている。覚えているんだ、すごいな。

15分くらい遅れてバスが来た。ザグレブ発プーラ経由トリエステ行き?すごいな。何時間かかるんだろう。


往路とは違う道をバスは進む。ブドウ畑だ。

復路は、クロアチアスロベニアの国境で乗客全員が降りてパスポートコントロールを受けた。行きと帰りで乗ったバス会社が違うのだけれど、会社が違うから対応も違うのか?どうしてだろう?

トリエステバスターミナルに18:00過ぎに到着後、鉄道駅近くのスーパー、PAMへ。

ここは比較的大きなスーパー。パンやハム、果物などを買って帰る。

もう遅いので夕食を食べるのが面倒になり、スーパーで買った鶏のグリルとスイカで済ませてしまった。
とにかく暑さには参る。


ぱさぱさしておいしくなかったな…。やはりスーパーのお惣菜だ。
昔ドイツで食べた鳥の丸焼きはおいしかったなぁ。


今日はこれでおしまい。
明日はトリエステ近郊の世界遺産、アクイレイア・グラドに行く。