【2018-19年末年始台南・高雄の旅 その4 ~阿里山の日の出と台南へ移動編~】
2018年12月25日(火)
朝4時起床。
5:30発車予定の阿里山日の出鉄道に乗るため、化粧もせずに起きてから30分で出発。できる限り暖かい格好をしていく。
郵便局のライトアップがきれい。
駅近くのコンビニで小腹を満たす用にパンを買う。
駅の改札に着いたのは5時近く。すでに10人くらいが行列を作っていた。さっそく並ぶ。ものすごく寒い。
水筒に熱い紅茶を入れてきておいた。よかった、暖まる。
人がどんどん増えてきて、駅にいっぱいになった。
出発の10分くらい前に改札が始まる。後の車両に並んだが、これは失敗。後から思うと先頭車両がいい。祝山では改札に近いのは先頭車両なのだ。
定刻を過ぎて出発。狭い車内に立っている人もいる。まだ駅に残っている人もいる。どうするんだ、次の電車が出るのか?
30分弱の道のり、座れてよかった。
6時頃祝山駅到着。
展望台に行ってみると、すでに人でいっぱい。電車を降りてから時間がかかりすぎた。
これから1時間待つ。雲がなく、日の出は見られそうだ。
寒いし疲れるしでハードな1時間だった。途中で台に乗ったおじさんがずっと解説をしていたのだが、どんな話なのかはまったく分からない。分かればきっと、気が紛れたに違いない。
空は雲がなく、きれいな朝日を見られるかと思ったのだが、だんだん雲が広がり始め嫌な雰囲気に。雲の向こうで明るくなっているようなのだが。
日の出の時刻は7:03。それまでになんとか雲よ切れてくれ!という願いもむなしく、日の出時刻をとうに過ぎてしまった。今日はだめだ。見られなかった。残念だ。宿題だ。
帰りの電車の最終は7:40なので、それまでに帰らないと。
帰りも何本か出るみたいだった。
帰りは母だけ席を譲っていただき座ることができた。ありがたい。
途中駅の沼平駅で多くの人が降りていった。きっとここから歩いて戻るんだな。
8時頃には阿里山駅に到着し、ホテルの朝御飯会場に向かう。
朝御飯は中心地のお店で食べるようになっているのだ。駅から戻る人にとってはありがたいシステムだが、日の出電車に乗らない人にとってはホテルから会場が遠くて嫌だろう。
蒸しパンと卵焼きと野菜と塩たまご。これはかなり塩辛い。
甘く煮た油揚げがおいしかったな。タケノコも柔らかくて美味。
台湾式朝御飯をいただいてから、今日の帰りのバス予約をしにバスセンターまで行く。
国立公園のゲートを通る際には係員に一声かけて、コンビニへ。
阿里山駅近くのコンビニではチケットは買うことはできない。バス停まで行かないとダメなのだ。
11:40発のバスチケットを無事に購入。行きは二人で500元、帰りは480元。この違いは何だろう?
手数料かな。
再びゲートを通りホテルへ。チェックアウトは11:00なのでメイクして支度してのんびり出発。しかしまだまだ時間があるからウロウロしてみる。
阿里山の郵便局からハガキを出す。
珍しい木のポスト。
少しだけ遊歩道を歩く。
なんだろう?きれいな花が咲いていた。
ちょうど列車がやってきた。
そして早めにバスセンターへ。ゲートのすぐそばに小さなお堂があったのでお参りして道中の無事を祈る。
なんという良いお天気。日の出の雲が恨めしい。
コンビニで昼食用のパンを買ったら時間になった。
バスは大型なのに荷物入れが小さくて、大きなスーツケースを持っている人は乗せられなくて困っていた。我が家の小さなキャリーバッグは積んでもらえてラッキーであった。
バスは嘉義駅へ向けて出発。帰りこそ景色を楽しもうと思ったのだが、途中までは頑張ったもののやはり早朝起きたのが辛かったからか、爆睡してしまう。
嘉義駅に到着し、すぐにチケット売り場へ。一番早く台南に到着する電車のチケットを購入。係の人はとても親切にいろいろと教えてくれた。台湾の人って基本親切だ。
阿里山は涼しかったが、下山したらものすごく暑い。この暑さのままではこの旅を無事に過ごせそうもない。夏物を持ってこなかったのは失敗であった。
30分程度待って乗車。
電車はほとんど誰も乗っていない。
台湾観光のマスコットキャラクターらしい。
車内で昼食のパンを食べた。味はまあまあかな。なんたってコンビニのパンだからね。
台南に着き、タクシーでB&Bへ。
姉たちは宿でのんびりしていた。
姉が買っておいてくれたフルーツを広いバルコニーでいただく。
でもイチゴはやっぱり日本だね。
部屋で少し休んだり洗濯をしたりしたら、夕食タイム。
今日は蟹おこわをいただきます。このお店。
これはカキの卵焼きかな。
おいしかった!
帰る途中、近くのお寺でお祭りがあった。
掃除が大変そうだな。
台南では神様同士がお呼ばれしたりお迎えしたりして友好を深めるらしい(?)
365日中300日くらいがお祭りなんだって。びっくりだ。
宿の近くにあったお寺に寄る。
帰りにパン屋さんでケーキを買い、またバルコニーでデザート。よく食べるなぁ。
こういうところがあるのも今回の宿の決め手だった。
自炊はできないけれど、台湾なら食事代も安いし、朝食付きなのもうれしい。
あちらこちらで花火が上がっている。
これは日常のことなのか、年末だからなのか分からない。
次回は「武廟・赤崁樓・孔子廟近辺編」です。