母と娘の節約旅ブログ

海外・国内問わず旅行記をメインに書き綴っていきます。 食事は海外の場合基本自炊です。グルメリポートはほとんどありません。 フリードプラスを購入してからどっぷりと車中泊にもはまり、ついにはステップワゴンに乗り換えてしまいました。今後は車中泊の旅がメインになりそうです。

【RTW 伊勢〜カナディアンロッキー〜ハイデルベルクの旅 その15】〜ハイデルベルク市内観光�@〜

2017年8月13日()

終日ハイデルベルク市内観光ちなみに、ハイデルベルク

ライン川ネッカー川の合流点近くに位置する。ネッカー川及び旧市街を見下ろす高台にあるかつてのプファルツ選帝侯の宮廷であった城跡や、ドイツで最も古い大学ループレヒト=カールス大学で知られ、世界中の数多くの観光客や学者を惹きつけている    wikipediaより

そうです。

朝から大雨で、出かけるのが憂鬱。天気予報では11時くらいから晴れるらしいけど。

ゲストハウスハイデルベルクでは無料の朝食が付くというので、買い出し時に朝食は買わなかった。しかし何時から朝食が提供されるのか分からず、様子を見ていると。

朝食は8時くらいから始まったらしい。

部屋に持って帰ってもいいというので、サンドイッチとヨーグルトとジュースを持って部屋でいただく。

パンにハムとチーズが挟んである。ヨーグルトはバニラ味。この朝食、いい。 

ランチにもなるじゃないですか。

明日のランチはこれにしよう、作らなくて済むね、ということになった。

 

お城は8時から開いているらしいが、ケーブルは9時からということで、のんびりの出発となった。

雨が小雨になった時に出発。

ホテル最寄りのビスマルク広場から33番乗り場。デパート近くの乗り場だった。

しばらく待つとバスが来た。

ちゃんとお城に向かっているのか不安だったけど、無事にケーブルカー乗り場に到着。

 

ケーブルカー乗り場は近代的。

 

ケーブルカーも新しい。

 

お城に到着すると、オーディオガイドを借りた。ガイド好きの母娘である。

1つ5ユーロ。結構良心的お値段。

 

ガイドに沿って観光開始。

雨も止んだ。

いい眺め。

お城の内部を見られるわけではないから、つまらないと思う人もいるかもしれない。

外観だけで、ほとんど廃墟なんだけど、我が家的にはおもしろかった。オーディオガイドも聴いていろいろと分かったし。

内部ツアーは別料金で時間に集合して行かなければならない。英語だけだし、時間が計れなかったので参加しなかった。

最初の見学は塔から。



フリードリヒ5世が妃エリザベス・スチュアートのために1夜で作ったらしい、エリザベート


お城に通じる橋


大きな鉄の門が下りてくるのかな。


 
悪魔が噛んだ?跡 この輪が噛みちぎれた者に城を譲ると城主が言ったので、悪魔がチャレンジしたらしい。



井戸。


ファサードが美しい。



工事現場で亡くなってしまった大工の棟梁の息子二人を天使にして偲んだとか。
手にはコンパス持ってます。


薬事博物館も料金の中に含まれているので見学。お城の内部を改築して博物館にしているらしい。


薬事博物館の入口。


女性のための建物だったかな。窓が素敵。



いよいよ大きな酒樽のある倉庫へ。
これは地下になるのかな。
昔は税金がワインだったので、国民から集めたワインをここに入れておいた。
色々なワインが混ざっているので、味は微妙だったらしい。


もっと大きな酒樽はその上に階段で上れる。大きすぎて写真に収まらない。
この写真は上から撮ったところ。団体さんで混雑して人が並んでいるのが分かりますか。



なぜか写真が横になってしまうのですが…。
ペルケオの像。ペルケオは宮廷のお抱え道化師で、小さいころからお酒しか飲んだことがない大酒のみ。
医者に心配され、水を飲めと言われて飲んだところ、お腹を壊して死んでしまったそうな。


次はまた屋外へ。
テラスにでました。
そこにあったのは、石に残るくぼみ。
伝説ではお城が火事になって騎士が甲冑を着たまま窓から飛び降りたら窪んでしまった窪みが残っているらしい。本当かなぁ?

確かに足跡っぽいけど。


だいぶ雲が上がっています。


見張り塔からの眺め


オーディオガイドの地図。鳥瞰図だとお城はこうなっています。



大砲で壊れてしまった塔。壊れたままになっています。


お城をサイドから見る。こう見ると立派なお城に見えるけど。ほとんど廃墟とは思えない。

お城の庭でランチすることにしました。



ドイツ南部といえば白いソーセージ。美味しい!



ゲーテも訪れたらしい。


ゲーテ老いらくの恋がここであったとかなかったとか。


ゲーテが座ったかもしれないベンチ。
ここで恋人と語り合ったとかそうでなかったとか。



洞窟庭園入口。だけど内部には入れません。



取っ手が…なんだろう、トカゲ?


これでハイデルベルク
観光はすべて終了。

ケーブルカーで町に降りる。

 
お城のケーブルカー乗り場。

下ではかなりの人数が並んでいた。朝はほとんどいなかったのに。

やはり、観光は朝が一番。

では旧市街を観光しましょう。
 

コルンマルクト広場

マルクト広場の周囲は飲食店がいっぱい。外で大勢の人が食事を楽しんでいた。聖霊教会が中央に見える。


聖霊協会の内部には
フリードリヒ5世と妃エリザベートのお墓がありました。


騎士の家

ファサードが立派です。


バーンホフ通りを歩き、学生牢へ。

ハイデルベルクカードで1人3ユーロが2.5ユーロに割引。

学生牢は、町の人とトラブった学生が入れられたところ。

ここに入ることは、名誉なことだったらしく、卒業までに一度は入りたいと当時の学生は考えたという。


階段の落書き。




部屋は広いし、ベッドもあるし。机もちゃんと。

あんまり不自由さを感じないけど。

水がない、お風呂もない、考えてみれば大変か。

それでも入りたいなんて。

 
こんなところまでよく描いたなぁ

日本語、中国語、韓国語の落書きは目立つ。

なんでかな、自分も書いていいと思うのかな。

 

狭いところなので見学はすぐに終了。

 

みんなおいしそうに食べているので、私たちも当然アイスクリーム。

これ1ユーロ。安いけど小さいからそんなもんかな。

教会

 

大学の図書館!?

こんな立派な図書館だったら勉強に集中できそう。

 

聖ピーター教会は開いてなかった。

すでに午後5時近く。今日も遊んだ〜。

聖ピーター教会から階段を上がるとすぐバス停。ちょうどビスマルク広場を通るバスが来たので乗って帰る。

 

ハイデルベルクカードについて

結局、15ユーロ分は使わなかった。

こういう一日の過ごし方なら、要らない。

お城7ユーロ、あとバス代往復で15ユーロもしないから。

ただ、チケットを買う煩わしさからは解放されるけど。

前日にわざわざ駅まで買いに行ったことを考えると、その場でチケットを買ってもいいのではないかと思われる。

 

明日も午前中はハイデルベルク市内観光、午後には空港へ戻ります。