フリードプラスで車中泊 〜GW熊野三山・高野山・伊勢の旅2019④ 熊野速玉大社と神倉神社参拝編〜
2019年のGWは和歌山県の旅。
熊野三山と高野山、おまけに伊勢と、パワースポットを巡る旅となった。
期間は、2019年4月26日(金)~5月2日(木)
2019年4月27日(土) 後半
前半では熊野本宮大社をお参りした。
さぁ、次は新宮へ行くぞ。熊野速玉大社へお参り、そして近くの神倉神社にも寄る計画だ。
順調なら30分の道のり。
途中で道の駅「瀞峡街道・熊野川」があったので寄ってみた。
ものすごい風が吹き荒れている。こいのぼりが荒れ狂ったように泳いでいる。
こじんまりとした建物だが、食事処は盛況だ。だって安いしおいしそうだもの。
さっきのまずいうどんじゃなくて、ここで食べればよかった~!(ちなみに、写真に写っている建物ではないです。もっときれい。)
後悔先に立たず。
仕方ない、果物を買おう。さすが和歌山、柑橘類が安くて豊富。今は夏みかん類が山と出ている。
昨日、駿河湾沼津SAでニューサマーオレンジを買ったのだが、ついおいしそうなので夏みかんを買ってしまう。
道の駅「瀞峡街道・熊野川」のスタンプ
ここでは、舟下りの乗り場もある。時間があったらのんびり船下りを楽しみたいところ。
再びきれいな熊野川沿いを通り、途中で新宮方面へ分岐を進むと12時半には熊野速玉大社到着。
しかし駐車場が満車で入れない。係のおじさんに「すぐ入れますよね」と聞くと、「いや~みんな長時間止めているよ。神倉神社の駐車場が狭いからね、ここに止めてみんな行くんだよ」とのこと。なるほどー。いいこと聞いた。我が家も置かせていただきましょう。
運よく、車がどんどん出て、すぐに止めることができた。
本殿は朱塗りで色鮮やか。
梛の御神木。
境内にそびえる樹齢千年のナギの大樹は熊野権現の象徴として信奉篤く、古来から道中安全を祈り、この葉を懐中に納めてお参りすることが習わしとされています。熊野牛王とナギの葉をいただくことが、難行熊野詣を無事果たす大きな支えとなりました。 (公式サイトより)
以前来た時、梛の苗が売られていたので買っていったことがある。その苗木は鉢に植え、今でも元気に育っている。地面に植えると大木になってしまうので、庭に植えるなら鉢が一番と教わった。
参拝後、神倉神社へ。徒歩10分とのこと。
神倉神社とは…
神倉神社は、熊野大神が熊野三山として祀られる以前に一番最初に降臨された聖地です。天ノ磐盾という峻崖の上にあり、熊野古道中の古道といわれる五百数十段の仰ぎ見るような自然石の石段を登りつめた所に御神体のゴトビキ岩があります。
だそうだ。
小学校を過ぎ、太鼓橋が見えてきた。神倉神社だ。世界遺産。
さあ参拝しようと思ったら、あら、なに?この階段は?えーーーーーっ!これを上がっていくのか!?
注意書きに、高齢者は参拝してはダメとあったのはこのためか。
母に聞くと、「行ってみる」とのこと。上がってみよう!
途中で急な階段があり、しかもまっすぐではなくぼこぼこと荒れているので手をついて上る。下を見ると怖い!落ちたら確実に死ぬ。しかしもう行くしかない。行くも地獄、帰るも地獄だ。人が立っているところがあり、あそこまでかと思ったらまだまだ中間地点だった。まだ先がある。ガッカリ。
下りてきた若い人に、「まだまだですか?」とたずねたら、「うーーーん…」の返事。まだなんでしょうね。
一歩一歩、足元に注意しながら確実に上がっていくと、鳥居が見えてきた!あれこそ間違いない。大きな岩と小さな社が見える。
眺めも最高。海が見える。
お社でお参りするのも一苦労。足場の悪い階段を上がり、数名しか立てないところで参拝するのだ。参拝客は順番に上がっていく。しかしせっかくここまで上がってきたのだから、ゆっくりと景色を眺めたり写真を撮ったりしたいと思うのが人情。そのためなかなか順番が回ってこない。混雑していたらきっと大変だろう。
やっと我が家の番。これがゴトビキ岩ね。
少し上がっただけで景色が変わる。
本当はゴトビキ岩にも近寄れるが、急な岩を上っていかなければならず、我が家は断念。まるでエアーズロックのように急な岩だ。そこを鎖も何もない状態で上がるのは危険だった。
参拝を終え、戻る。帰りの方が時間がかかるだろうと思っていた。さっき手をついて上がってきたところも少しずつゆっくりと下りたら意外とあっという間に下の鳥居に着いてびっくりした。10分くらいで下りられた!?
無事に戻れてよかった。
速玉神社に戻る途中、仲氷店でかき氷を食べる。
メロンの外見で、マンゴーとメロン味の氷だ。
かき氷は母の好物である。
娘は、水を凍らせたものにお金を出すのは理解できないタイプ。どちらかというとソフトクリーム派だ。
熊野速玉大社に戻り、那智へ行こう。
今回はここまで。