母と娘の節約旅ブログ

海外・国内問わず旅行記をメインに書き綴っていきます。 食事は海外の場合基本自炊です。グルメリポートはほとんどありません。 フリードプラスを購入してからどっぷりと車中泊にもはまり、ついにはステップワゴンに乗り換えてしまいました。今後は車中泊の旅がメインになりそうです。

【RTW 2017-18年末年始ベトナムの旅 その9】メコン川クルーズツアー編

2018年1月1日(月)

専用車で行くメコン川クルーズプライベートツアーの日

 

今年も穏やかなお正月を迎えることができました。

ありがたいことです。

家族全員で朝食を食べ、8時半にホテルのロビーでツアーの迎えを待つ。

 

ガイドさんと合流し、メコン川まで連れて行ってもらう。

ホーチミンから1時間半、ガイドさんからいろいろなお話を聞きながら移動した。

例えば、大晦日の夜は渋滞で中心部に車が入れず、大晦日に到着した観光客は途中から徒歩でホテルに入ったとか!? 大晦日は統一会堂近くの公園でも催しがあったらしく、ものすごいゴミの量だった。花火を上げるのが珍しいので、遠くからバイクで見に来る人も多く、それで渋滞になるんだそう。

ベトナムでは未だに南北であまり仲がよくない。

文化や風習も違うので、昔は結婚も難しかった。

今でも、北の方は中国式で男尊女卑の考えを持ち、しきたりもうるさく言われる。

南は欧米化されたのか?考え方も現代的なんだそう。結婚してもダンナさんが家事を手伝ってくれるのは南部の人だとか。

 

農村地帯を通った時はお墓の話題に。ベトナムでも都市部では火葬、田舎では土葬。都市部ではなかなかお墓を買えない、とのこと。日本と同じだ。

 

最近の女性は美白を追及していて、日に焼けないように気を使い、中にはクスリで肌を白くする人もいる。

でもクスリで白くなっているかどうかは見ればすぐわかるんだって。中国製のクスリだから危ないとも言ってたかな。

 

ベトナムの人から見て日本と言えば、「味の素」!

北部の人は味の素をたくさんかけて食べるから高血圧患者が多く、南部は甘いものが好きだから糖尿病患者が多いんだって。味の素で高血圧になる??

 

そういえば、ハノイにいたとき、すれ違いざまに「アジノモト〜」と言われたことがあった。

日本人を見ると言いたくなるんだろうね。

でもよく日本人って分かるね、と聞いたら、「顔を見ればわかります」とのこと。

たまーに自分たちでも中国人か韓国人か日本人か見分けがつかないのにね。すごいな。

 

そんな話をしているうちに、ミトーという町の栄長寺に到着。

金運を上げるため、ベトナムの人はお参りするそうです。

入口


 
なるほど、日本にもあるな、こういうの。

涅槃像

 


お花がきれいだった。


お正月なので一応お参り。




境内の外にもいらっしゃいます。

 


そこから車ですぐのところにボート乗り場があり、メコン川の中州に行く。

中州と言っても人が住めるくらいの大きな島だ。

 
たくさんのボートが待っている。

エンジン付きボートで中州へ。1グループ1台らしい
運転のおじさん。


川の水が濁っているように見えるけど汚いわけではなく、チベットからの砂が溶けている。

 

到着するとすぐにハチミツのお店がある。
ハチミツレモンの試飲。おいしい。

ハチミツもなめさせてもらった。日本のと違ってあまり甘くない。さらっとしている。

こわごわ蜂の巣を持たせてもらっています。


一緒に出されたお茶菓子。甘くておいしい。ショウガの砂糖漬けはおいしかった。

ロイヤルゼリーもあって、購入。

次はニシキヘビとのご対面。
母と娘がトライ。重くてちょっと冷たい。


中州の中をずんずん歩いて行く。両側にはお土産屋さん。
ガイドさんは見向きもせず歩いて行く。
きっと知り合いのところで買って欲しいんだろうな。

バナナの花

バナナの実
 

パイナップル


ヤシの実


龍眼というフルーツがたわわに実っている。

歩いている途中にフルーツ屋さんがちらほらあり、中国人家族はむさぼるように食べていた。
ガイドさんいわく、中国の果物は農薬が怖くて食べられないから、ベトナムに来て安心のフルーツをたくさん食べて帰るのだとか。

フルーツを食べながら、歌を聞くというお店へ。
ザボンと龍眼はおいしかったけど、そのほかのはうーーん、という感じで。
時期が悪いのかなぁ。
オレンジ色の果物がベトナム版の柿。甘いけど、なんだろう、微妙な味わい。

チップは必須です。

次はいよいよメコンデルタを手漕ぎボートで下ります。
船着き場へ行くまでの道で…何のたまごだったか忘れた。


ジャックフルーツだっけ?



桟橋からムツゴロウを見る。たーくさん!


今日は祝日だからベトナムの人も遊びに来ていて混んでいるらしい。
舟がなくなったら30分待ち。

ぎりぎりボートがあってよかった。
さあ出発。

漕ぎ手のお姉さんは手慣れたもので、すいすいと舟は進む。



日差しが暑い。借りた帽子(傘?)が日よけになって意外と涼しい。

20分くらいで到着。
もっと乗っていたかったなあ。

到着したところは、ココナッツの加工工場。工場というか、作業場?

ガイドさんが実演してくれた。
ココナッツをこのように割って、


中身を煮詰めると


キャンディーになります。

お菓子や石鹸なども売られていました。

これで中州の観光はおしまい。

さきほど乗ってきたエンジン付きボートが待っていて、ミトーに帰る。
なんかあっという間だったな。

ツアーって楽なんだけど自分の時間で動けないからつまんないな。
だから個人手配の旅行が好き。


帰りのボートの中でガイドさんがココナッツをくれました。
天然の甘さとちょっとした酸っぱさがあって私は好きなんだけど、タイに初めて行った時飲んでお腹を壊したことがあったからちょっとびくびくしながら飲んだ。


川にはたくさんホテイアオイが浮かんでいる。
日本に持って帰りたーーい!!

ミトーに戻ったらランチタイム。
車で少し行ったところに皇太子さまもいらしたことがあるとかいうレストランへ。




こんな感じのオープンな店内。


名物の象耳魚の姿揚げ。たんぱくな感じで、まあおいしいかな。


これがびっくり、お餅を丸く膨らませながら揚げたもの。甘くておいしかった。食べるときにはつぶしてしまうのね。↓



先ほどの象耳魚は、ライスペーパーで野菜と巻いていただきます。

ラストは鍋。一応海鮮鍋といいますか、貝などが豊富に入っていた。

麺が伸びちゃって。こういう麺なのかなぁ。味付けも塩辛い。我が家では不評。

ランチ終了。
まぁ、味的にはファミレスのような大衆的なと言いましょうか、大味なと言いましょうか。
皇太子さまはこういう食事じゃないんだろうな、と思いますが。

調理場もオープンだった。
トイレに行く途中に見ることができた。

お餅のボールを作っている。どうやっているんだろう?

さ、ホーチミン市内に帰ります。
車でまた1時間半。
帰りは皆静かにzzz。

ホテルには3時頃戻ってきた。
ガイドさん、ドライバーさんありがとうございました。

部屋で少し休憩。
でもまだ早いので買い物に出かけましょう。

ドンコイ通り近辺を歩き回る。

そして夕食。
今日はギースアン(Nghi Xuan)というところを義兄が探してくれた。
先日うろうろしたハイバーチュン通りの路地を入ったところにある。
自分だけでは多分近寄れないような雰囲気だ。



きれいな建物で、「なんか高そう」と思われたが、そこまで高くはなかった。
ここはフエの庶民料理から宮廷料理まで扱っているレストラン。
有名なんだろうな、日本人がたくさんいた。

まずは定番揚げ春巻き


サトウキビに肉をまいたつくね。左にあるのはスターフルーツとバナナ!熟していないバナナは何とも言えない味がする。舌が…!

バインミーは上品でおいしい。やはりwrap&rollとは違った。
 

写真撮り損ねた!もうほとんど残ってない焼きそば。

最後にこのチャーハン。
これがもう、今までのおいしさを吹き飛ばす味で…。
我が家的には口に合わなかった。胡椒が辛すぎて、口の中がヒリヒリする!

しかし全体的には上品なおいしさだったので、最後のこれが惜しいです。

タクシーでホテルに戻って今日はおしまい。
メコン川クルーズはなかなかおもしろかった。
もう少し現地の時間が長いといいかなーとも思ったけど。


明日は戦争博物館