母と娘の節約旅ブログ

海外・国内問わず旅行記をメインに書き綴っていきます。 食事は海外の場合基本自炊です。グルメリポートはほとんどありません。 フリードプラスを購入してからどっぷりと車中泊にもはまり、ついにはステップワゴンに乗り換えてしまいました。今後は車中泊の旅がメインになりそうです。

フリードプラスで車中泊 〜GW熊野三山・高野山・伊勢参り旅2019⑧ 高野山参拝編〜

2019年のGWは和歌山県の旅。

熊野三山高野山、おまけに伊勢と、パワースポットを巡る旅となった。

期間は、2019年4月26日(金)~5月2日(木)

 

 

2019年4月29日(月)

 

「道の駅龍神」で車中泊をさせてもらった朝。

龍神温泉元湯が朝7時からオープンなので、それに間に合うように支度し、朝食。 

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マグロ漬けは醬油が少し足りないものの、おいしかった。

やはり生のマグロは違うなぁ。

7時前に出発。元湯へは少し戻る形になる。

元湯の駐車場から少し歩いて温泉へ。

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開いたばかりでガラガラ。とっても気持ちよかった。

泉質もいいお湯だった。

以前来たのは10年以上も前の話。

昼間に立ち寄って入ったのだが、混雑していた記憶がある。やはり温泉は空いているに限る。

昨日の夜に入るという選択もあったけど、今日の夜は高野山の駐車場で泊まるのでお風呂がない。だから朝風呂を選択した。これは正解だったと思う。

 

身支度して高野山に急ぐ。

 

龍神のマンホールがかわいいのでパチリ。

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再び「道の駅龍神」を通ったが、スタンプを押さずにスルー。あぁ残念だ。

龍神スカイラインは走りやすい道だが、山道なのでやはり運転には気を遣う。

途中「道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー」を通る。たくさんの車が止まっていた。

車中泊だろうか。

 

その後も頑張って山を登っていくと、いよいよ高野山だ。10時を過ぎている。

中の橋駐車場を見ると満車。やはりこの時間だと空いてないのか?

金剛峯寺前駐車場も満車。係のおじさんが顔の前で大きな×を作っている。どうしよう?

金剛峯寺第二駐車場も満車。あぁ、どうしよう?

と思ったら、係のおじさんがおいでおいでをしている。

入れるのかな? 入れるみたい! やった、ラッキー。

後続の車には×サインを送っていたから、本当にラッキーだった。

今夜はここで車中泊させてもらうのだ。奥の方に止められたし、ラッキーそのものだ。

ただ、ネットの情報で駐車場にトイレありとあったが、24時間使えるトイレは男女共用の1つのみ。洗面台は2つのみ。ここで車中泊車が多かったら、トイレ行列ができそうだな。

 

では高野山参拝を始めよう。

まずは壇上伽藍から。写真のみがしばらく続く。

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三鈷の松。 弘法大師が中国から寺院建設にいい場所を願って三鈷杵を投げたらこの松に引っかかっていたという伝説の松。他の松とは違って、3つに分かれた葉がたまにあるそうで、我々母娘も必死になって探したけど残念ながら見つからない。

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神社。弘法大師も寺院建設には神様の力を拝借。

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経蔵。

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回すとすべてのお経を一回読んだのと同じご利益があるとあっては、どんなに重くても回します。相当重かった!一人では無理。

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不動堂は国宝。

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参拝後に事務所に行くと共通チケットが売られていた。通常2,200円のところ1,500円となる。かなりお得なチケットだ。

すでに金堂と大塔でお支払いしてしまいましたと言うと、その分の代金1人400円を返金してくれ、チケットを切ってくれた。親切。

このチケットで見学できる場所は、金堂・大塔・徳川霊台・大師教会での授戒儀式、霊宝館だ。しかも有効期限がないので、次に来た時でも使えますとのこと。しかし次に来るのはいつのことだろう?もう来られないかもしれない。今回の旅で使い切らないとダメだ。

大師教会での授戒儀式は時間が決められていて、それに縛られると動きがとれないので明日の朝行くことにした。儀式は9時から始まる。高野山には明日の昼までいられる予定なので、大師教会と霊宝館も明日にまわすことにした。

 

次は金剛峯寺だ。

入り口には満開の枝垂桜。

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秀次自刃の間や狩野派の描いた襖絵など見どころも多い。

が、一番印象的だったのは台所かな。

今でも大きな式典の時には使われているらしい。

 

途中、お菓子をいただいて大広間で休憩。あんまりのんびりできないけど、ついついのんびりしちゃうね。

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龍を表現した石組み。

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金剛峯寺のスタンプ

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金剛峯寺の参拝を終えたら徳川霊台へ歩いて行く。

町では食事処に行列ができていた。ちょうどいい時間だからね。しかも大型連休、人が多い。

途中で波切不動尊があり、天井には鳴き龍が。(勝手に命名)

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手をたたくと、龍が鳴くと言うやつね。確かに鳴きました。

ここも桜がきれい。

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徳川家霊台は、徳川家康と秀忠をまつる東照宮日光東照宮と同じように凝った作りをしているが、多分中の方が数倍もすごいんだろうな。

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家康は寅年生まれ

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秀忠は兎年生まれ

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彩色が残っていたらさぞかし煌びやかだったことでしょう。

 

徳川家霊台を出たら塔と桜が素敵にマッチしたところが。

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続いて女人堂。昔高野山は女性は入れなかったので、女性はここでお参りしたそう。

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ここまで来るのにものすごい坂を上がる。つまり高野の町自体は窪地にあるということなのかな。 

ここからバスに乗り、奥の院へ。

歩かなくてよかった、結構な距離がある。

一の橋から1.6キロ、途中で有名な武将の供養塔を眺めながら、ひたすら歩く。

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伊達家墓所

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島津家墓所

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先はまだまだ

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毛利家墓所

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武田信玄墓所

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石田三成墓所だ!

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明智光秀墓所

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途中のお堂にあった姿見の井戸。覗き込んで自分の姿が映らないと3年以内に死んでしまうらしい。母娘、ドキドキしながらトライ。姿は映りました。3年は無事なようだ。

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豊臣家墓所

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織田信長墓所

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水向け地蔵にたどりついた頃にはかなりへたばっていた。

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徳川家の石廟もかなり珍しいものだったが、写真を撮るのも疲れたというか、飽きた(笑)

奥の院まであと少しだ。

御廟橋を渡ると弘法大師の御廟がある。

中はたくさんの灯明が照らされているが薄暗く、人も多いので迷子にならないよう要注意だ。

重文の奥院経蔵。

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奥の院自体のお参りはすぐに終了。また1.6キロ歩くのか。 

すでに午後3時過ぎ、夕食の心配をしなければならない。

中の橋駐車場付近には飲食店がたくさんありそうだ。

でもまだ早いかな。

コンビニらしきものがあればいいのだけど。

参道を戻り、中の橋から大通りに出てみた。飲食店やお店があるといいと思いつつ。

しかし一の橋まで何もなかった。

一の橋近辺も店はない。途中で雨は降ってくるし、心細いしお腹空いてるしでどうしようと思ったが、恵光院の前あたりにカフェを発見する。もうここしかない。入ることに。

4時だし、昼食兼夕食を食べてしまおう。

母はクラブサンド

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 娘はパスタ

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ごちそうさまでした。人心地ついて、また徒歩で戻る。

刈萱堂はすでに閉まっていた。

ビルマ戦没者供養塔に入ってみる。資料館にもなっていて、戦争と言うのは本当に愚かなものだとつくづく思う。雨のため写真無し。

お土産屋さんが多くなってきたところで焼きもちをいただく。おいしい。

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しばらく歩くと小さなスーパー発見! 明日の朝食のヨーグルトとパンをゲットする。よかった~。

板氷を買えば、ヨーグルトは大丈夫だろう。

金剛峯寺駐車場近くにもスーパーがあった。

営業時間は分からない。

 

駐車場に戻ると、車は数台しか止まっていなかった。

みんな帰ってしまうんだ。なんだか心細い。でもトイレ行列はなさそうだな。

雨の中、トイレに行くのは面倒だけど仕方ない。

 

寝る支度をし、今夜も乾杯。昨夜の残りを飲む。

さすがに高野山は寒い。

今までのタオルケットと薄い羽毛では太刀打ちできない。

ここはNウォームの出番だ。

これでちょうどいい。やはり毛布を持ってきてよかった。

 

ではおやすみなさい。

 

次回は「高野山と丹生都比売神社参拝編」です。