母と娘の節約旅ブログ

海外・国内問わず旅行記をメインに書き綴っていきます。 食事は海外の場合基本自炊です。グルメリポートはほとんどありません。 フリードプラスを購入してからどっぷりと車中泊にもはまり、ついにはステップワゴンに乗り換えてしまいました。今後は車中泊の旅がメインになりそうです。

【RTW 2018年夏ヨーロッパ旅 その4 トリエステ市内観光編】

2018年7月31日()


時差ぼけか、4時くらいから目が覚める。

トリエステの宿、「Addicted to Paradise」はB&Bなので朝食付き。

オーナーさんに朝ごはんは何時に食べたいか聞かれたので、「7時」と答えたら、目を剥いて驚かれた。
オーナーさんはもっと遅くにやってくるので、夜のうちにセットしておいてもらった。
ハムとチーズ、パン、ヨーグルト。
冷蔵庫に入れずに大丈夫なのかなと思ったけど、お腹は壊さなかったから大丈夫なんだろう。
でもちょっとぬるくて残念。

今日はのんびりとトリエステ市内を回ろうという計画。ただ、あんまり見どころは多くないので、街中の大聖堂と、統一広場と、少し離れたミラマーレ城を押さえれば十分かなという感じで計画した。

まずはバスターミナルに行ってタバコ屋でバスのチケットを買い、バス停を聞く。すると「正面だよ」のジェスチャー。まっすぐ行ってみると24番バス乗り場があった。バスは早めに来ていて乗り込んで待つ。

バスのチケット 1回1.25ユーロ  何枚か買っておくと便利かも。


8:20、定時で出発。印象としてイタリアでは、電車よりもバスの方が定時で動いている感じがした。
細い道を行く。こんなところ通れるのかと思うようなバス幅ギリギリの道。

丘の上のサンジュスト大聖堂。坂が急なので、歩くと大変だなぁ。バスにしてよかった。

新しい礼拝堂はミサ中だったが、メインのモザイクのある堂の方は開いていた。

モザイクがきれいだ。

現代的なモザイク



この礼拝堂はフレスコ画だから色が落ちてしまっている。
モザイクってすごいな。

外に出るとすでに暑い。次のバスは9時過ぎなので、まだ時間がある。辺りをうろつく。

ローマの集会所跡 正面がサン・ジュスト大聖堂 左手がサン・ジュスト

集会所を横から見たところ。  正面にお城


向こうに水平線。 サンジュスト城からだともっといい眺めだろうな。


しばらくぼーっとしていたらバスが来た。終点なのでバスはしばらく待っている。ドライバーさんにフェリー乗り場の前で降りたいと言ったら、場所を教えてくれた。

フェリーの時間は11:00。それまでまだ時間があるので、統一広場へ歩く。暑くて日差しが強くて目を開けていられないほど。日陰のベンチは大盛況だ。

正面が市庁舎 ヨーロッパらしい広場だ
海に面した広場としては、ヨーロッパ最大級らしい。


↑何の建物だろう。

海の方に目をやると、豪華客船が止まっている。
 

市庁舎をくぐればローマ劇場があるというので行ってみることにしたが、近くにはなくて少し距離がある。暑さで参っていた我が家は歩く気力もなく遠望で我慢する。

まだ10時なので、狭い路地を通ってフェリー乗り場へ行くことにした。

旧市街らしい狭い路地。なんともいい感じ。


フェリー乗り場らしきところに行ってみたが、何の掲示もなく不安になる。

あの建物かな、と入ってみたら水族館だった。乗り場はどこ?

屋台のお土産屋のおばちゃんに聞くと、ここだと言う。やっぱり間違いはないんだろうけど。

近くのBARジェラート。ちょっと少な目かな。180円。

そうこうしていたらフェリーが来た。ここでよかったんだ。

行き先も合っている。乗組員さんにチケットは?と聞いたら、「ボート内で」とのこと。

結構な人数が乗り込んだ。やはり夏だ。

風が気持ちいい。

ボートのチケット。ミラマーレ城まで1人4,25ユーロ。 降り場の名前はグリニャーノと言う。
 

1つ目の停留所では海水浴というか、甲羅干しをしている人が多数いた。昨日空港からのバスで通った辺りに違いない。


次がグ
リニャーノ。 ミラマーレ城が見えてきた。


グリニャーノで下船。ここが乗船場

近くにはバスも止まっている。帰りはバスでトリエステ駅へ戻る予定。

降りたらミラマーレ城に向かって歩く。まずは急な坂というか、階段。

しばらく行くとお城の敷地に入った。

そこは庭園になっていて、食事は禁止なのかもしれないけど、持参のランチを食べさせてもらう。
パンと生ハムとカマンベールチーズときゅうりの塩昆布和え。
このきゅうりと塩昆布和えは本当に暑い夏にぴったり。旅行先で手軽に作れるから、おすすめ。

日本ではチーズが高くてなかなか食べられないけど、イタリアに来たらふんだんに食べられて幸せ。
カマンベールチーズ大好き!

地図通り歩くと、整備された庭園。あまりに晴天で花もぐったり。

さらに進むとお城が見えてきた。入場料10ユーロ。1,300円かぁ。高いなぁ。
でもせっかく来たのでチケットを買った。

お城の出入り口

見学の前にトイレだ。てっきりお城の中にあると思ったら、外らしい。下だと言われたので、階段を下りていく。何の表示もない。あの辺りから人が出てきたと思ったら、トイレだった。標識出そうよ。

トイレを済ませ、再びお城に入る。オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ一世の弟、フェルディナント・マクシミリアン公が住んでいたお城だ。こじんまりしている。トリエステは昔、オーストリアの領地だったから、弟君がここに建てたのだな。

写真は撮れないのでパイナップル柄だけを記憶に残す。マクシミリアンさんはパイナップルがお好きだったようで。内装に木がふんだんに使われていて、弟君は海軍だったからなんとなく船内のような雰囲気がある。そして彫刻が素晴らしい。そんなところはドイツっぽい。

2階にはアオスタ公のアパートの一部が。彼は誰だ?かなり近代人で、飛行機の前に立つ写真が残っていた。部屋も近代的。

ある女性が、タブレットで写真をバシャバシャ撮りまくっている。係の人も何も言わないので、本当はOKなのか、見逃してくれているのか…。まぁいいけど。

まあこんなもんかー、という感じで見学を終え、来た道を戻る。途中水が流れるところがあり、水が冷たいのでタオルを濡らして冷やす。あー冷たい。

カフェで休もうと行ってみたら、特においしそうなものはなくただ暑いだけだったので帰ることに。

バス停に行く途中の景色

バス停に行くとちょうどバスが出たところだったので、近くのレストランで水とジェラートを買う。バスは15分おきくらいに出ていて、ジェラートを食べていたら次のバスが来てしまった。

でも出発はすぐにしないので、乗り込んで出発を待つ。

バスは20分くらいでトリエステバスターミナルへ到着。明日行くポレッチへのバスチケット(往復は買えなかった)を買う。

バスターミナルのチケット売り場。
手前は売店、奥がチケット。窓口は2つ。待ち合い所もなく、狭い。

この写真 柱の奥がチケット売り場。無駄に廊下が広い?



あさって行くアクイレイア行きの電車のチケットも買っておく。
電車のチケットは駅で。
バスターミナルの隣の建物だ。

この写真は正面から見た鉄道駅。この左側にバスターミナルの建物がある。


駅を入るとこうなっていて、左側にチケット売り場。正面に見える機械がチケットの販売機。

日本でいう、みどりの窓口入口。 なんか立派。


午後3時半にはホテルに着いた。一日終了。初日なので無理はしない。

駅のスーパーで買った夕食。 なんか1日中同じようなものを食べている(笑)


明日はクロアチア世界遺産、ポレッチへ。