フリードプラスで車中泊 〜春の琵琶湖旅2019⑤ 近江八幡観光編〜
車中泊で琵琶湖から伊勢へと巡ってきた。
期間は2019年3月25日(月)~29日(金)
2019年3月27日(水) 前半
「道の駅近江母の郷」で車中泊した朝。
母が5時前に目を覚まし、トイレに行くという。
歩いて行くから大丈夫と言うが、かなりの距離を歩かせるわけにはいかない。
眠い目をこすりながらフロントのシェードだけ外しトイレへ移動する。
ついでに娘もトイレへ。
まだ早いので、ここで1時間程度寝ておこう。
車がだんだん増えてきてうるさかったけど、今から移動するのも面倒だ。
あまり眠れなかったが、体は休めておいた。
6時に起きて支度開始。
そしてまたトイレから遠い駐車場に移動して、朝食。
目の前は河津桜
せっかく琵琶湖近くにいるので、少しお散歩をする。道の駅の前の道路を渡るとすぐに琵琶湖。
しかし寒くてすぐに退散。
物産交流館はまだ開いていなかったが、外側に男女兼用トイレが1つついていた!ここが24時間使えたなら、わざわざトイレ近くに車を移動させることもなかったのだが、24時間使えたかどうかは不明。
車をよく見たら昨夜の嵐で河津桜の花びらがこびりついていたので掃除をしてから出発。8時半になってしまった。
これから近江八幡に行く。1時間近く走らせて日牟禮八幡宮に到着。
本殿
本殿裏の岩
パワーみなぎる杉の木
お参り後は、八幡堀めぐりの乗り場を探す。
ほりかふぇの前からお堀めぐりの船が出ている。
ほりかふぇは休みだったが、船は動いていた。
このあと、食事処はほとんど水曜定休が多く、残念な結果となる。
もう少しで10時という頃に乗船場に行くと、後から船頭さんがやってきて準備を始めた。
乗り込んで待っていると、2人を乗せただけで出発。貸し切りだ♪
モーター付の和船で35分間お堀を往復する。
近江商人が全盛期だった頃のお蔵や料亭など趣のある建物がまだ残っていて、それらを船から眺めるのも楽しい。
今でも時代劇の撮影で使われている場所などもあり、おもしろかった。ただ、桜が満開ならもっと楽しめたのにと思う。こちらは東京よりも寒いようだ。
35分はあっという間に過ぎ、Uターンして乗船場に戻ると大勢の人が待っていた。12名しか乗れないのに、待つのかな。早く着いてよかった。
橋から撮影。桜が咲いていればなぁ。
日牟禮八幡宮の鳥居を抜けると洋風の建物が建っている。それは白雲館という、明治10年に建てられた私設の学校だ。
とっても素敵な学校で、こんなところだったら勉強もはかどるだろうな。今では観光協会の施設として使われている。ここで見どころを聞いて、旧家を見学することにした。
近江八幡は、ふとんの西川の創業者宅やメンタームの近江兄弟社があるなど、有名な会社が育った場所。今でも続いている商家の別宅とか見どころはたくさんあるが、開放しているのは数軒のみだ。
その中で、西川家を見学することにした。ここは布団の西川とは違う家だが、蚊帳と畳を扱っていた大店だ。昭和5年に後継ぎがなく家が絶えてしまったのを市が管理しているのだとか。
中は簡素だが部屋がたくさんあり、丁稚さんやら奉公人が2階、3階で暮らしていたんだろうなと思わせる。
窓ガラスが素敵なおうち。こちらは一般家庭。
こちらは別の西川さんのおうち。現在も会社を経営されているとか。
カンナという道具が発明される前は、仕上げにこのように粗く削っていた。面白い仕上がり。そういえば、彦根城にもこういう模様の柱があった。
少し歩くと豪商伴さんのおうち。こちらも見学可能。
そろそろお昼時。お昼ご飯を求めて歩き回るが、めぼしいところはどこも定休日。
さっきは船から見た景色。
近江八幡のマンホール
お土産探しに入った佃煮屋さんで手長エビのから揚げを食べられるというのでいただくことにした。これがランチの代わりかな。カリカリしておいしかった。
次は近江牛をちょっと使ったコロッケ。これもおいしい。近江牛の味は分からなかったけどね。
お土産を買えるところは休みなのか、元々ないのかよく分からず、観光協会にあったお菓子を買うことに。
では、そろそろ醍醐寺に向けて出発だ。もう1時だ。何時に着くだろう?
今日はここまで。
次回、「醍醐寺観光編」です。