ステップワゴンで車中泊 ~北海道夏2019⑦ 江差観光編~
7月下旬から8月上旬にかけて、ステップワゴンで車中泊の旅に行ってきた。場所は北海道!期間は2019年7月27日(土)~8月9日(金)。
2019年7月30日(火) 前半
今日は江差から国道227号線を通り、道の駅なないろ・ななえまで行く。
その周辺でコインランドリーと日帰り温泉にも寄る予定。
地図で見るとこんな感じ。
支度をして、ピクニックテーブルで朝食。ものすごく気持ちいい。
車内ではないから、持参した納豆を食べることにする。家の冷蔵庫に置いたままでは傷んでしまうので、ダメ元で持って来たのだ。車内ではさすがに納豆をかき混ぜる気になれない。家を出て3日目、ダメかと思ったけど納豆は大丈夫だった。
目の前はこういう景色。くもり空だけど、涼しくて気持ちいい。
こういう環境だったので、「道の駅上ノ国もんじゅ」は、後々まで母娘二人で「いいところだったね~」と語るほどだった。
「道の駅上ノ国もんじゅ」のスタンプ。このあたりには天の川と言う名の川が流れているので、織姫と彦星がスタンプになっている。そういえば、昨日寄った湯ノ岱温泉も男性女性それぞれの暖簾に「彦星」「織姫」と書いてあった。
江差へ
快適に過ごさせてもらった道の駅上ノ国もんじゅを発ち、江差へ。
まずは海洋丸の見学だ。えさし海の駅に車を止める。
榎本武揚だ。
幕末の戦艦「海洋丸」
えーっと、大きすぎて全体が写らないです。
昨年が明治維新から150年だったので、幕末は少し勉強しなおしたところ。
幕末って今まであんまりよく知らなかったけど、知ってみると面白い!
だから展示品はなかなか面白かった。
大砲とか。
ハンモックで寝ていた船員。マネキンがリアル。
大砲を撃っているところ。実際に音声が流れます。
マネキンがめっちゃリアル。誰かに似てない?
甲板にも出られる。
勉強になった!すぐに忘れるけど(笑)
海の駅のスタンプ。
1時間程度見学したら観光案内所で江差のパンフレットを見る。
昔の商家の豪邸を見学するかな。
旧中村家には駐車場ありますか、と係の人にきいたところ、
「今日は火曜だからお向かいのホンダに止められます」とのこと。
そんなことしていいんだ(笑) ゆるいなー。ありがたいけど。
ま、我が家もお世話になっているから、ホンダさんを使わせてもらおう。
その前に、観光案内おすすめの獅子岩を見に行く。海の駅からはほんのすぐそこ。車が行けるぎりぎりのところに駐車場があり、そこから島に渡るには徒歩で行くしかないので、我々はこちら側から向こうを遠く眺めるだけ。遊歩道もあるので、体力がある人は散策するのも良さそう。
右側にしめ縄が張られているのが獅子岩。赤い鳥居とのコントラストが素敵らしいらしいが、近くまで行かないとそういう絵は撮れない。
ここから江差の中心部まですぐ。ここはいにしえ街道になっていて、古い建物の保存地区になっているらしい。
今日は休みのホンダさんに車をとめていたら、エンジニアが出てきた。
ちょっとドキッとしたが、「どうぞとめてください」と言われる。本当にいいんだ。
向かいの旧中村家は元は近江商人だったおうち。
そういわれればなんとなく、松阪で見た豪商の家と似ているような…。
いろりが2つもある。
2階は大事なお客さんとの商談の間。確かに造りが豪華。
火事の時しか使わない2階の廊下。なんて贅沢な!
坂に沿って、お蔵がいくつも連なっている。蔵と蔵の間。
2番目のお蔵
右手の道路は昔海だったところを埋め立てたもの。
そこに北前船の時代の、荷物を運ぶ舟から直接荷物を出し入れするためのハネダシという桟橋みたいな部分がついている。ここと家の倉庫が繋がっているのだ。
これは珍しい。
家は階段でつながっている。一番向こうは店舗兼住宅、そこに2つのお蔵とハネダシがついている。相当大きな邸宅だ。
ここはハネダシ2階部分。船の資料がある。
すごく勉強になるなー。
旧中村家正面。奥に広いのだ。
お隣のうちも歴史を感じる。
ななめ向こうには素敵な洋館があった。ここは旧檜山爾志郡役所だったところ。
のんびり見学した後は、「道の駅江差」へ。
日本一小さい道の駅? 道の駅江差
道の駅江差は、トイレより小さい(笑)
ちょっとしたお土産が売られているだけの、小屋だな。
道の駅を出るとこの眺め。
「道の駅江差」のスタンプ。
繁次郎という人が町の名物らしい。
きっとおもしろかった人なんだろう。
「笑えわらえ へば ええごとある」
確かにそうかもしれないな。笑えば病気も治るらしいし。
ここで昼食をと思ったのに、何もないので次の道の駅まで走ることに。
続きは後半。